4つの環境について-22年度の教室方針-
新年あけましておめでとうございます!🐯
本年度もどうぞよろしくお願いいたします!
2022年からキープオンラボでは、「4つの環境」を整えて受講生のみなさんの“学び続ける姿”を応援していきたいと思っています。
安心してチャレンジできる環境
受講生が取り組んでいる「ロボットプログラミング」には“失敗がつきもの”です。テキスト通りにプログラムを組んでも、ロボットの大きさや重さ、テーブルや照明などの環境の違いが、ロボットの動きを左右します。その時々で修正しながらミッションクリアを目指していきます。
すぐにクリアすることはほとんどありませんが、それを否定することは絶対にしません。結果よりも、目の前の問題に主体的に取り組む姿勢が大切だと考えているからです。問題を解決するまで見守ることで、“安心してチャレンジできる環境”を作っていきます。
発表会やロボット大会など、学んだことを活かして表現できる機会を数多く用意しております。“知識は実際に使うことで定着する”ということを体感してほしいからです。
やりきった達成感を味わえる環境
ロボットプログラミングは“トライ&エラー”の学習です。エラーを確認したらその原因を探す。原因がわからないときは、自分なりに仮説を立ててトライしてみる。こうして試行錯誤を重ねることで達成感を味わうことができます。
達成感を得ると、「むずかしいことでもやってみよう」という気持ちになり、新たな挑戦を始めるモチベーションが生まれます。少しずつ難易度を上げていくことで、子供たちは成長していきます。その過程を“待って見守る”ことが、教育の“育てる”という部分だと思っています。自分の力でやり遂げるには時間がかかります。時間を意識させることはせず、じっくり寄り添うことで“達成感を味わえる環境”を作っていきます。
何歳になっても学び続けられる環境
来年から、2つのカリキュラムを開始します。エキスパート編修了者を対象にした「PCスキル」と、アクティブラーニングで学ぶ「よのなか科」です。
「PCスキル」では、自ら受講テーマを選択し、自分のペースで自主学習をしていきます。プログラミング言語学習は、高度な「ゲーム開発」や「Webサイト作成」ができるレベルまで深く学ぶことができます。他にもプログラミングコンテストへのチャレンジや、プレゼン資料作成、オフィスワークツールなど、主体的に取り組み学べる環境を用意しております。
「よのなか科」は、身近なモノをテーマにしたアクティブラーニングです。初回の1/23は「インターネット」をテーマにします。テーマについて知っていることや気付いたことを話し合って、思考を深める時間です。「互いの意見を尊重し合う」ことを約束事にしています。話す内容が他の人と違っていても間違いではないので、否定することはありません。むしろ、1人1人違っている方が、新しい発見があり楽しい時間になると思います。そうして、思考と表現をトレーニングしていくのが「よのなか科」です。
2つの新カリキュラムをきっかけに“何歳になっても学び続けられる環境”を作っていきます。
新しい発見と自己表現ができる環境
よのなか科は、“キャリア教育の一環”でもあります。職業分類をイメージしたテーマを用意しており、テーマに関連するゲストから仕事のお話を聞いたり質問したりすることもできます。また、小中高生から・大人まで参加可能ですので、学校生活では出会わない人と交流する機会にもなります。
定期的に開催しているイベントでも様々な方とコミュニケーションをとることができます。今後も普段の授業に加えて、多種多様なイベントを実施していきます。皆さんからのご要望にもお応えできるような楽しく学べる環境を用意していきます。
以上の4つの環境で受講生のみなさんの学びを応援していきたいと思っています。
社会の変化のスピードが速く、予測困難なこれからの時代。子供たちには、「自ら考え自ら行動すること」「価値観が異なる他者と協同すること」が必要になっていきます。
文部科学省の新学習指導要領で定められたものからキープオンでは、正解や知識を一方的に教えるのではなく、対話型の授業を手法として「思考力・ 判断力・表現力」を引き出していきます。
そして、「子供たちが通いたい!保護者様が通わせたい!」と思ってもらえる教室になっていければ幸いです。引き続きキープオンをよろしくお願いします。