よのなか科レポート②「インターネットについて」
2022年初開催のオンラインよのなか科のレポートです!
よのなか科とは、藤原和博氏が提唱されたアクティブラーニング授業です。
世の中にある身近なモノ・コトをテーマに
「自分で考える」「みんなで考える」「考えをまとめる」の
3つのステップで”思考と表現のトレーニング”をします。
昨年の8月から
「生きるってどういうこと?」「ものづくりについて考えよう」「ことばについて考えよう」
と3回開催しました。
開催するごとに、参加受講生が身近なテーマに対して、深く考え対話することに少しずつ慣れてきたように感じてきました。
今年からは毎月開催予定で行っていきます。
「よのなか科」の詳細ページ↓
テーマ「インターネットについて」 2022/01/23
生まれた時から身近にある受講生にとって「インターネットに対してどんなイメージを持っているのか?」の問いからワークを進めていきました。
ワーク②では、13歳以上のインターネット利用目的について考え、仕事でも利用している社会人と、趣味として利用する自分たちとの違いを知りました。
ほとんどの項目で10代と大人の利用目的が異なってますね…
ワーク③では、インターネットが普及していなかった25年以上前をイメージして「そこから変わったこと」「特徴について」グループで考え発表をしました。
良いイメージ
●情報の伝達が早くなった。外で遊ぶ人が減った。
●一人で何かが出来るようになった。
●設定などが楽になり、便利になった。
良くないイメージ
●相手の顔が見えないため、危険・犯罪が多くなった。
●詐欺が増える。ネットショップなどでだまされる。
5分間の休憩をして後半です。
インターネットの特徴は、離れた場所でも何かをつなぐことができるということ。
インターネットで、何かと何かをつなぐことを仕事にしているゲストのお話を聞きました。
ゲストの話を聞いてワーク⑥では、インターネットで何ができるのかを、個人で考え最後の発表をしました。
全ワークでの発表まとめ
はじめのワーク①と、最後のワーク⑥では「何ができるのか?」という同じ問いになっていますが、ワークを通して違う視点になるよう進めていきました。
結果的に、みんなが提供者目線になったか?といえば、そうではなかったかもしれませんが、これからインターネットに触れる中で今回の学びが、違う視点のきっかけになれば嬉しいです。
毎回違うテーマについて参加者とコミュニケーションをする、よのなか科では問題に対して、学校の授業のような「一つの正解」を求めることはありません。
社会や仕事において、たった一つの正解を求められる問題は、ほとんどないからです。
また、そういう問題や仕事はコンピューターがやってくれる時代です。
これから必要なのは、正解が1つじゃない問題で自分の仮説を立てること。
その時々での、知識や経験などを組み合わせて「納得する答え」を導くことが大切だと思っています。
よのなか科で、身近なテーマに対して自分自身の納得する答えを導くトレーニングをしてみませんか?
次回は「いなか」についてみんなで考えます!
2/20(日)10:30〜12:00
オンラインでの開催です。
⬇️参加申込ページはこちら💁🏻♂️
https://forms.gle/4FtBe9WhVvihD9p49
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